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守備

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送球について

真面目に球を速くするトレーニングに取り組んでいますが、
1ヵ月に1km/hの球速を伸ばすだけでも大変な努力を要します。
すぐには、強い送球をすることはできません。
まして、体ができていない僕たちだと、肩や肘を痛めやすい。

そこで、強い送球をしなくても、ランナーが一塁に到達するまえに、
一塁に球を届ける方法を考えます。

一塁到達タイム 4秒

送球距離 34m
100km/hで送球すると、1.2秒
130km/hで送球すると、0.9秒
つまり取ってからリリースまでの時間0.3秒短縮できれば、
100km/hでも130km/hに匹敵します。

時間を短縮する方法

取るまで
1.球の来る場所を予測
2.ステップワーク 最短距離で移動、投げやすい位置で捕球

取ってからリリースまで
1.送球ステップを減らす(ノーステップでもワンバンなら届く)
2.小さなモーション(握り替えと動作を速く)

送球の正確性
悪送球すると、セーフになるだけでなく、次の塁まで進塁されます。
上に逸れる球はどうしようもありませんが、ワンバンであれば一塁手の頑張りで、
後ろに逸らす可能性は低くなります。

仮に、先頭打者をアウトできる状態で、悪送球した場合には、
得点期待値で、
ノーアウトランナー無し 0.4点
ワンアウトランナー無し 0.2点(-0.2)
ノーアウトランナー2塁 1.1点(+0.7)
0.2点になるところが、1.1点になるので、約1失点分のミスになります。

球速の速さではなく、リリースまでの速さであれば、
怪我のリスクも少なく、何度でも練習できますし、
リリースするまでの時間が短ければ、ランナーもあまり進んでいません。
余裕をもって送球できるので、正確性も増します。

内野の皆様に、僕の秘蔵の「捕ってから速いしか勝たん」動画をプレゼントします。
守備練習が楽しみです。僕も、セカンド、ショートの練習に混ぜてください。